本データベースはウォーデンの書簡を電子化して提供するものです。政治家のトマス・ジェファーソン、作家のワシントン・アーヴィング、博物学者のアレクサンダー・フォン・フンボルト、化学者のジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサック、物理学者のアレクサンダー・ダラス・バッシュ等、同時代の一流の政治家、作家、科学者とウォーデンとの知的交流を浮かび上がらせる文書群です。
急増する移民が政治問題化する世紀転換期の状況を受けて、1907年の移民法により設置された合衆国移民調査委員会、通称「ディリンガム委員会」による全41巻の調査報告書。移民が米国の産業、都市、学校に与える影響、移民社会における犯罪、移民銀行、売春、慈善団体等の広範な主題を詳細なデータとともに分析しています。
本コレクションはルーズベルト大統領が第二次大戦参戦前夜に発足させた国防研究委員会や科学研究開発局、これらの機関に関与した科学者の活動を紹介した叢書『第二次大戦の科学(Science in World War II)』の出版物とヴァネヴァー・ブッシュの報告書『科学:無限のフロンティア』を収録します。
本コレクションは、上海共同租界工部局の年次報告書、予算報告書、各部局報告書、納税者会議録、その他の関係文書を収録します。
本コレクションは、上海共同租界における土地の利用と開発に関する文書群です。地価告示書、土地リスト、土地貸借、建築物や道路の施工、不動産関係の税制に関する規則を定めた土地規則・条例集のほか、様々な公共事業体の規則や報告に関する文書群が含まれます。収録文書の中には、港湾、造船、貿易、鉄道等、上海共同租界のインフラに関する貴重な文書が収録されています。
米国陸軍戦史部により作成された朝鮮戦争中の戦闘行動に関する文書、すなわち戦闘行動毎に作成された戦闘計画、事後報告、聞き取り調査、地図、写真のほか、陸軍戦史部の戦史家により作成された戦闘支援活動に関する報告です。
本コレクションはロシア内戦と干渉戦争(シベリア出兵)に関わる各国の政治家、外交官、軍人、団体の文書(書簡、日誌、諜報記録)を収録します。原資料はテキサスA&M大学教授ベティ・ミラー・ウンターバーガーが長年の研究活動の中で収集した文書で、総計8,000点におよびます。収録文書の大半は英語ですが、英語以外の文書は大半が英訳されています。
本コレクションは米国防総省がベトナム戦争を分析した機密文書『合衆国・ベトナム関係 1945-1967年』、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の1971年 米政府印刷局版/ヒバート版(全12巻)を収録します。
1915年に公開されたD・W・グリフィスのサイレント映画『國民の創生』は革新的技法を導入した映画史上の傑作であると同時に、露骨な人種差別に満ちた内容の点で米国映画史上最大の問題作とも見なされています。本コレクションは『國民の創生』のシーンを1995枚のショットに収め、各ショットに場面を説明する短文を付しています。
アメリカ・デラウェア州のウィンタートゥール博物館・庭園・図書館の所蔵資料より、17世紀から20世紀半ばまでの英米のエチケット本、マナー本429点をフルカラーで収録します。当時の社会規範やタブーを反映するこうした書物は現代に溢れるハウツー本の祖先であり、文化史・民俗学・社会人類学はもちろん、ジェンダー史・服飾史・英米文学史・宗教史・教育史・食の歴史などの観点からも極めて興味深い資料群となります。
第二波フェミニズムに呼応する形で起こった男性運動に関する資料を収録するコレクション。ミシガン州立大学の所蔵より、主に1980年代から1990年代にかけての300以上のファイルを収録します。収録内容は関連団体の活動資料、パンフレット、会合案内、社会調査、記事切り抜きなどから成り、取り上げられている主題はセラピー、男性同士の連帯、アンガーマネジメント、育児と親権、エコマスキュリニティ、神話と通過儀礼など様々です。
本コレクションは、主にアルジャー・ヒスが国務省の特別政治問題局長官を務めていた時代の文書集で、国際連合創設時における米国の役割や、戦後処理計画のに関する国務省内の議論などについて知るための格好の資料です。
本コレクションは、ラスタファリ運動の言説を保存するために始められたラスタファリ文書アーカイヴ・プロジェクトの下で収集されたニューズレター、雑誌、新聞、冊子、書簡など、稀少な出版物を収録するもので、1970年代から現在にいたる約半世紀間にジャマイカ、トリニダード・トバゴ、アメリカ、イギリスで発行されたものを含みます。
新アフリカ共和国はFBIから破壊活動団体と認定され、対敵諜報プログラムのターゲットとされ、集会に警察の強制捜査が入った際は流血の事態にあることも少なくありませんでした。FBIが諜報活動、情報提供者からの情報提供、監視活動、地元警察との協力の下に収集した新アフリカ共和国に関する文書を蒐集したものです。
本コレクションは、フランス保護領時代の末期から独立を経て、立憲君主制国家としての歩みを始めた独立後数年間にいたる、50年代のモロッコ激動の時代を米国国務省文書から探るものです。米国国務省文書は、20世紀世界各国の政治、軍事、社会、経済を米国外交当局から分析、報告した資料集です。
本コレクションは、中国に関する米国陸軍情報部の中国関係文書の中から1918年から1941年までの期間をカバーする6つのファイル(概況、政治、経済、陸軍、海軍、航空)を提供します。この6つのファイルは「陸軍情報部書簡・報告書集成」の一部をなし、「陸軍情報部書簡・報告書集成」は、米国国立公文書館の陸軍省参謀本部・特別参謀部記録集の一部をなします。
1930年代の日中間の外交関係並びに紛争に関する米国国務省文書を収録。外交官、領事館員による訓令や至急報、国務省内部文書、国務省と他の連邦政府の省庁、議会、民間人、民間機関との間で交わされた書簡、電報、各種報告書などから、1930年代の日中関係、東アジアの国際関係、日本の侵攻と満州国、皇帝溥儀、戦争犯罪と日中戦争、中国の軍閥、中華民国と共産主義といった研究テーマに対して貴重な学術情報を提供します。
本コレクションは、戦後日本の統治と再建を監督する日本占領政策の意思決定機関として1945年に設立された極東委員会の全活動記録です。委員会は米国、英国、ソ連、中国など11ヶ国代表で構成され、ポツダム宣言にしたがい政策を立案すること、連合国最高司令部に諮問することを主な任務とし、賠償、経済・金融、憲法・法制度改革、民主化、戦争犯罪、在日外国人、武装解除の7つの小委員会が個別問題を扱いました。
本コレクションは、初期冷戦時代の1950年代前半に米国がサウジに派遣した使節団の書簡、並びに経済・技術支援プログラムの指揮・監督の実態を明らかにする使節団長室の主題別ファイルを収録し、米国・サウジアラビア関係史の一端に光を当てるものです。
本コレクションは、ナチスのホロコーストと反ユダヤ主義を実証する資料を収集するアーカイブ、ロンドンのウィーナー図書館の所蔵資料を収録します。ナチスから逃れた人々による目撃情報、ユダヤ人の生活、ナチスの活動、ゲットーや強制収容所の写真資料、プロパガンダ出版物、ナチス指導者層の伝記情報のカード式索引(多くは肖像写真付き)のほか、ウィーナー図書館が発行したパンフレット、雑誌も収録されています。