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The Gale Encyclopedia of Psychology, 4th ed., 2 vols.

Gale心理学百科事典、5年ぶりの全面改訂

Gale心理学百科事典が5年ぶりに改訂されます。心理学の用語・理論から、広告、医療、スポーツ、キャリア形成への心理学の応用、心理学の歴史まで、平易に解説します。新版では、収録項目を旧版の約800項目から約900項目に増やし、ページ数も150ページほど増加しています。

一国内で深まる政治的分断、#MeToo運動、BLM(ブラック・ライブズ・マター)に代表される性的被害や差別を告発する運動、新型コロナウィルスの蔓延による個人の孤立、ソーシャルメディアによる事実に反する情報の拡散など、近年の社会と政治状況は個人のメンタルヘルスに深刻な影響を及ぼしています。企業や官庁や教育の場では、従業員や職員や学生のメンタルヘルスの維持に注意を払うことが一層求められるようになっています。WHO(世界保健機関)によれば現在、心理面での機能不全があらゆる疾病の中で個人の障害の最大の原因となっています。今ほど、心理学の知見が求められている時代はありません。

本書は初版以来、心理学の発展に貢献した学者、理論、用語から、心理学史上の画期をなした事例研究と実験、歴史資料、広告、医療、スポーツ、キャリア形成への心理学の応用まで、心理学の最新の研究成果を理論から応用まで幅広く網羅し、平易に解説する心理学事典の決定版として、広く活用されてきました。

今回の新版では、「ガスライティング(Gaslighting)」、「幼児期健忘(infantile amnesia)」、「心理社会的孤立(Psychosocial Isolation)」、「ソーシャルディスタンシング(Social Distancing)」等、旧版にない項目を新たに加え、既存の項目も旧版以来の研究成果の進展を取り込み、必要に応じて書き換えを行なっています。広告心理学、スポーツ心理学、アルツハイマー病、自閉症、脳深部刺激療法、瞑想、PSTD、ベンジャミン・スポック、フロイト、スタンフォード監獄実験、テスト不安、無意識の動機、職場の暴力など、初心者から研究者まで幅広い利用者を対象に、心理学の重要なトピックが平易に記述されています。

写真、グラフ、図表が多用されているほか、さらに深く学ぶ人のための参考文献リスト、重要タームを解説する囲み記事、用語集、機関などを紹介する付録も、旧版の記述をアップデートし掲載しています。

 

《主な特色》

  • アルファベット順による約900項目
  • 心理学用語や概念、重要人物の略伝、一次資料、ケーススタディ、実験等を含む
  • 項目間の相互参照により関連事項を見つけやすく、理解を深めることができる
  • 275点以上の写真、図表、グラフ等(いずれもカラー含む)
  • 各項目末尾の詳細な参考文献一覧
  • 巻末には用語集、関連機関一覧、総索引あり

 

出版社: Gale, a Cengage Company
書籍版 ISBN: 978-0-02-868386-7 定価 US$551
eBook版 ISBN: 978-0-02-868389-8(eBook版の価格はお問い合わせください。)

Original Copyright 2022

 

サンプルページ

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題扉・序文・凡例・寄稿者 (PDF)

項目一覧 (PDF)

項目の例「Internet-based Therapy」(PDF)