Intergovernmental Committee on Refugees: The West's Response to Jewish Emigration
本コレクションは、1938年7月のエビアン会議を受けて同年8月にロンドンで組織された政府間難民委員会(Intergovernmental Committee on Refugees, IGCR)の文書集です。
エビアン会議は、ナチスドイツの迫害を逃れるユダヤ人難民の問題を議論するためにフランクリン・ルーズベルト大統領の呼びかけで開かれた国際会議でした。しかしながらその結果として発足したIGCRは独自の権威や権限をもたず、難民の受入れについて加盟国から合意を得られませんでした。1943年の連合国救済復興機関(United Nations Relief and Rehabilitation Administration, UNRRA)の設立以降は、UNRRAの管轄外の難民に役割が縮小され、1947年には廃止されました。
(マイクロ版タイトル:Records of the Intergovernmental Committee on Refugees, 1938-1947)
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